秋から冬にかけては大群ですごすムクドリですが、繁殖の時期はつがいで行動をしています。

ムクドリのつがいは仲良しさんで有名なようですよ。

ここではムクドリのつがいについてご紹介します。

ムクドリ つがい

ムクドリのつがいは仲良し?

ムクドリのつがいはとても仲がよく、繁殖期になるとよく一緒に巣材や餌を探す姿が見られるようです。

卵を産んだ後も夫婦で交代して卵を温め、ヒナが孵ると夫婦両方で餌を探してヒナに与えます。

一夫一妻

ムクドリのつがいは一夫一妻制です。

毎年同じ個体同士かまでは分かりませんでしたが、ムクドリは前年に使った巣の場所を覚えているので、だいたい同じ個体のようです。

一年のうちに2回繁殖することも多く、だいたいは同じ個体同士で繁殖活動をしますが、まれに違う個体とペアになり、一夫二妻や二夫一妻になることもあるようです。

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ムクドリの巣作り

ムクドリは巣作りをする前に巣を作る場所取りをするそうです。

つがいで偵察をし、場所が他のムクドリに取られないように見張るようです。

ときにはムクドリのつがい同士で場所取り争いの喧嘩が起きるようです。

人気の高い場所は競争率も高いようです。

場所を確保した後は、つがいで協力して巣材を運び、営巣をします。

ムクドリは托卵をする

巣の場所取り争いで負けてしまったつがいは、巣を作る場所がないため、他のつがいの巣に卵を産み、托卵をするそうです。

これは種内托卵と言われるもので、鳥類では200種ほどの鳥にこの行動が見られるそうです。

ですが、種内托卵された巣の巣立ち率は、されていない巣の巣立ち率より著しく低くなってしまうデメリットがあるそうです。

托卵される側にとってメリットはなさそうですね。

まとめ

ムクドリのつがいは仲がよく、繁殖期になるとつがいで行動することが多く見られるようです。

つがいでいた場合は黒っぽい方がオスで、少し色の薄い方がメスになります。

ムクドリのオスは抱卵も給餌もお手伝いしてくれます。

イクメンです。

うらやましい限りですね。

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