春になるとつがいになり巣作りを始めるムクドリ。

最近では木のうろなど自然の巣に出来る場所が少なくなってしまい、民家の屋根裏や雨戸の戸袋などに巣を作ることも多いようです。

このような場合、ムクドリの嫌いなもので追い払ったりできないでしょうか?

ここではムクドリの嫌いなものについてご紹介します。

ムクドリ 嫌いなもの

ムクドリの嫌いなもの

鳥よけでよくみられる、キラキラしたテープや目玉模様の風船などはムクドリも嫌いなようです。

また、ムクドリの天敵であるカラスやフクロウを模したものも嫌いなようですね。

後はロケット花火や爆竹などの爆発音も嫌いなようです。

食べ物で嫌いなもの

ムクドリは雑食性なので虫や果物、木の実、穀物、野菜、種子などなんでも食べます。

ですが、柑橘系の酸っぱい果物は嫌いなようで食べないようです。

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ムクドリ対策

鳥よけでよく使われるキラキラしたテープや目玉模様の風船などは一時的には効果がありますが、すぐに慣れてしまい、1週間ほどすると効果が無くなるようです。

巣を作られて困る場合の対策としては、巣への通路を塞いでしまうのが一番の対策なようです。

屋根裏に作っているならどこかにムクドリの通り道があるはずなので、そこを塞ぐようにし、雨戸の戸袋なら雨戸を閉めっぱなしにするのをやめ、戸袋の隙間を埋めるようにしましょう。

一度巣を作ると決めた場所への執着心はかなりのものらしく、ちょっとした塞ぎ方では壊して穴をあけて再度侵入するようです。

塞ぐ場合はしっかりと塞ぐようにしましょう。

また、木酢液をペットボトルに入れて吊るしておくと、臭いを嫌がって来なくなるようです。

ディストレスコール

ムクドリ対策でよく使用されているものにディストレスコールというものがあります。

これはムクドリが天敵につかまった時の鳴き声を流すことでムクドリを追い払います。

ですが、ディストレスコール自体の音が結構大きく、毎日流さなくてはいけないので、近隣住民の迷惑になる可能性があります。

また、しばらく流していると慣れてしまって逃げなくなる個体も出てくるようで、一般家庭では向いていないように思います。

まとめ

ムクドリの嫌いなものは、他の鳥と同じように、キラキラしたテープや目玉模様の風船、天敵の模型や爆発音などがあります。

これらを使ってムクドリを追い払うことはできますが、ずっと同じことをやっているとムクドリも慣れてしまうらしく、徐々に効果は薄くなってくるようです。

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