春になるとガサガサ音がし始めて、気付いたらあっという間に巣をつくられ、卵まで産まれているではないですか!

なんて経験ありませんか?

ムクドリは繁殖期になると巣を構え、あっという間に産卵をします。

その後1ヶ月程度で巣立っていくのですが、その巣はいったいどうしたら良いのでしょうか。

ということで、今回はムクドリの巣立ち後の巣についてまとめました。

ムクドリ 雛 撤去

ムクドリの巣

ムクドリは人家の戸袋によく巣をつくります。

これは人間の出入りがあるとカラスなどが近寄りにくくなるためです。

ムクドリは1994年に鳥獣法で保護されていますので、個人の独断で雛がいる巣を撤去することは出来ません。

雛が巣立ってからじゃないと巣を壊すことが出来ないのです。

自分で撤去する

ムクドリの巣を自分で撤去する場合、穴からゴミ拾いようのトングやバーベキューで使う長めのトングを入れて少しずつ取っていく方法があります。

大抵の巣は枯葉や小枝、ワラ、ビニールなどで作られていて、1つのかたまりになると結構な重量です。

燃えるゴミの袋が1つ、または2つ3つでることもありますので用意しておきましょう。

巣を撤去するときは捨てても良い服を着て、手袋とマスクをして挑みましょう。

ムクドリの巣の中にはトリサシダニやスズメサシダニなどがたくさん潜んでいます。

雛がいなくなったら新しい住処を探し、人間を刺すことがあります。

このダニたちに刺されるとじんましんができたように体がボツボツになったり、激しいかゆみや痛みに襲われて最悪の場合トリサシダニ刺症といってアレルギー症状を引き起こすことがあります。

巣の撤去が終わったら燃えるごみと一緒に服を入れ、外に置いておくのが良いでしょう。

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業者に頼む

お金はかかってしまいますが、専門の業者さんに頼むのが一番良い方法です。

巣の撤去のみならず、ダニの駆除、さらには消毒までしてくれます。

部屋にはビニールシートなどを張って保護するので、ダニが繁殖する確率が少ないのです。

ムクドリが巣をつくり始めたらお住まいの地域の業者さんを探しておくことをオススメします。

まとめ

今回はムクドリの巣についてお話ししました!

ムクドリは鳥獣保護法で守られているので、雛が居留守を勝手に撤去することは出来ません。

巣立った後は巣を撤去するのが望ましいのですが、ダニがたくさんいるため業者の方にお願いするのが一番の方法です。

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