ムクドリが群れをつくりはじめると悩まされるのが糞ですよね!
ムクドリの糞には健康面での害はないのでしょうか?
また、糞の色や対策方法についてもまとめました。
ムクドリの糞の色
ムクドリの糞は、食べたものによって色が違ってきます。
葉っぱなどの青物を食べたら緑色、柿などの色のついたフルーツを食べたらオレンジ色の糞をするのです。
ちなみに白いものは糞ではなく鳥の尿酸、つまりおしっこなんです。
しかし鳥は糞も尿も一緒に排泄するので白に様々な色が混ざっているというわけなのです。
これはムクドリだけに限らず、他の鳥類も同じです。
ムクドリの糞の害とは?
ムクドリの糞は乾燥するとカビが繁殖します。
そのカビが空中を舞って人間が吸い込んでしまうことがあるのです。
糞から出たカビを吸い込むと風邪のような症状を引き起こし、最悪の場合脳に入って亡くなることもあるのです。
他にもオウム症やインフルエンザになってしまう可能性もあります。
もし糞掃除をするのであれば出来るだけ乾燥する前に早めに、そして必ず手袋やゴム手、軍手などをつけ、さらにマスクを着用して行うようにしましょう。
掃除が終わったら手を洗い、消毒をします。
糞があった場所もエタノールなどを拭きつけて消毒した方がより安全です。
ムクドリの糞対策
電線にとまっているムクドリが大量に糞を落とす場合は、電線を電力会社が管理しているのかどうか調べてみましょう。
電力会社が管理しているのであれば鳥がとまるのを防止する装置をつけてくれることがあります。
しかし完全にとまらなくなるわけではなく、あくまでも《とまりにくい》ものであるので、これをつけたことによってムクドリが姿を消すわけではなく、少し離れた隣の電線や街路樹などに移動するだけなんです。
敷地内に入ってきて困っているのであれば、キラキラしたアルミテープをぶら下げると近寄ってこなくなります。
しかしこれもまたしばらくすると効果がなくなってしまいます。
また、とまる場所の少し上に釣り糸を張っておくとムクドリがとまろうとしたときに足に引っかかり、怖い思いをするので近寄ってこなくなります。
まとめ
今回はムクドリの糞のあれこれについてまとめました。
ムクドリの糞は食べたものによって色が変わります。
その糞が乾くとカビが発生し、そのカビで病気になってしまうことがあります。
ムクドリの糞で困っている場合は電力会社に相談したり、ムクドリがとまるところの少し上に釣り糸を張ってみましょう!