ムクドリと言えば群れで飛んできてケヤキの木などにぎっちり止まっているイメージがあります。
一見すると全部同じように見えますが、オスとメスに違いはあるのでしょうか?
ここではムクドリの性別の見分け方についてご紹介します。
ムクドリのオスとメスの違い
ムクドリは体長24センチほどで、黒っぽい体にオレンジのくちばしと足がとても目立つ鳥です。
額と頬、腰、羽の裏側が白く、なかなか華やかな外見です。
群れてたくさん並んでいるときはオスとメスの区別が難しいですが、春などの繁殖期にペアで行動しているムクドリを見れば、オスとメスの違いがよく分かります。
ムクドリのオスはメスよりも黒く見えます。
並んでいるとよくわかります。
ムクドリの性別の見分け方
見分け方のポイントとしては、頭の色、顔の白い部分、全体的な色で見分けるといいようです。
まずは頭です。
オスの頭は濃い黒をしていますが、メスは茶色から薄い黒になります。
次に顔です。
オスは顔の白い部分がはっきりしていますが、メスは白い部分がぼやけた感じになります。
最後に全体的な色です。
オスは全体的に黒っぽいですが、メスは全体的に茶色っぽい感じになります。
オスとメスでは性格も違う?
ムクドリをペアで飼っている方の話だと、オスとメスで性格にも違いが見られるようです。
オスは空気が読めず、遊びに夢中になると周りが見えなくなってしまうようです。
メスは空気を読み、賢いそうです。
単なる個体差なのかもしれませんが、人と似ているな、と思ってしまいました。
ムクドリのオスはしゃべる?
しゃべる鳥で有名なのはオウムやインコ、九官鳥ですよね。
実は九官鳥はムクドリ科の鳥なのです。
ムクドリも九官鳥ほどではないですが、人の言葉を話すことができるようですよ。
びっくりです。
ちなみに、しゃべるのはオスの方がうまく、メスはオスよりも舌が短いため、しゃべるのはあまり上手ではないようです。
まとめ
ムクドリのオスとメスにはちゃんと違いがあり、性別の見分け方としては黒っぽいのがオス、茶色っぽいのがメス、ということになります。
もし繁殖期などで二匹のムクドリを見かけることがあったら、オスとメスの違いを探してみてください。