ムクドリにはどのようなイメージをお持ちでしょうか。

昔は害虫を食べる益鳥されましたが、現在は鳴き声やフンなどによる問題で、悪いイメージの方が強いようです。

また、街路樹や電線にびっしりと驚くほどの数で止まっている群れは、怖さを覚えるほどです。

そのような彼らもよく観察すると、いろいろな性格が見えてきます。

ここでは、やんちゃと呼ばれるムクドリの特徴や性格を見ていきましょう。

ムクドリ 特徴 性格

ムクドリの特徴と性格

日本全般で見ることができ、ツバメなどのように季節による渡りをおこなわない留鳥です。

虫の幼虫から柿などの果実まで何でも食べる雑食性ですが、柑橘系の果物は好みません。

3月から7月に繁殖をおこない、自然の木の洞以外にも街中にある住宅や建物を巣作りの場所に利用します。

ムクドリの特徴

体長は24cmほどで翼や胸は茶褐色、頭部や腰に白い部分があり、オスは背が黒くメスは褐色。

くちばしと足は黄色く、地中から虫を取り出すため、くちばしは鋭くなっています。

一定の体長と日本各地で見られるため、野鳥観察における「ものさし鳥」としても知られています。

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性格はさまざま

個人差によって性格が違うように、ムクドリも個体差によって性格が異なるようです。

ただ、やんちゃな性格として知られ、エサの取り合いで小鳥を追い払ったり、縄張りをめぐってムクドリ同士の小競り合いをしたりします。

なかには勇敢というか無謀なムクドリもいて、犬がエサを食べている側へ寄り、犬のエサをついばむ猛者もいます。

群れで生活をしている影響か、仲間思いの性格もあるようです。

巣に近寄って来たネコに対して、集団で取り囲み鳴き声で圧力をかけるシーンを見かけます。

まとめ

ここまでムクドリの特徴と性格について見てきました。

やんちゃなエピソードを持つムクドリですが、仲間思いの一面もありましたね。

また、ツガイでいるときの雰囲気は群れでいるときとは違い、夫婦でエサをついばむ姿は、とても穏やかなものです。

このときばかりは温厚な性格になっているのでしょうか。

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