夏が過ぎるくらいの季節になると、ムクドリが集団で行動しているのを見かけることがあります。
このムクドリ達が急に大量発生すると、地震か何かがあるのでは?と不安になってしまいますよね。
ここではムクドリの大量発生が地震と関係があるかを調べましたので、ご紹介します。
ムクドリの大量発生は地震の前触れ?
ムクドリの大量発生は地震とは関係が無いようです。
ムクドリは子育てが終わる夏の終わりくらいになると、集団で行動し、集団ねぐらを形成するようになります。
ムクドリが集団でいることは何の不思議もない当たり前のことなのです。
ですが、今までいなかったところに、急に大量発生すると、地震か何かあるのかな?と思ってしまいますよね。
これは、近隣の集団ねぐらから追い出された集団が移動してきただけだと思われます。
最近ではムクドリの糞害や騒音対策で、ムクドリを追い払うことをしているようですが、ムクドリ達は場所を変えるだけで集団行動はやめないため、急に大量発生したように見えるのです。
地震を予知した鳥たち
東日本大震災の早朝、北東の空から南に向かって飛んでいく鳥の大軍を見たという方の話がありました。
鳩やスズメ、カラスやその他の野鳥たちが必至で飛んでいたそうです。
このように大量の鳥たち、種類も関係なく懸命に飛んでいる姿を見かけたら、地震などの前触れかもしれませんね。
動物に関する地震予知
ムクドリ以外にも動物が何かをすると地震が来る、という地震予知はたくさんあります。
本当かどうかは分かりませんが、いくつかご紹介します。
カラス
「カラスが輪を描いて飛んでいる」や「夜中にカラスが鳴く」などの行動をすると地震が起きると言われているようです。
犬
「犬が異常に吠える・暴れる」などの行動をすると地震が起こると言われているようです。
イルカやクジラ
「イルカやクジラが大量座礁する」と地震が起こると言われています。
原因は地震の際に出る電磁波だと言われています。
ですが、ソナーなどの電磁波でも同じような現象が起こることがあり、地震だけのせいではないようです。
まとめ
ムクドリが大量発生しても、地震とは関係が無いようです。
急に大量発生した場合は、どこかのねぐらから追い出されてしまった群れが移ってきたのでしょう。
ですが、ムクドリや鳩やカラスなど、様々な鳥が懸命に飛んでいた場合は、飛んできた方角で地震が起きるかもしれないので、十分注意をするようにしましょう。