ムクドリを保護した場合どのような餌のやり方、どのような餌をやったら良いのでしょうか。
調べていきたいと思います。
ムクドリ子育て
巣から落ちたムクドリを拾った場合、どのように育てたら良いのでしょうか。
活動時間
基本的には鳥は外が明るい間が活動時間です。
雛の挿し餌は朝5時から6時頃から、雛の成長程度で1時間から3時間、夜8時まで与えます。
食べ物
ムクドリの雛の食べ物は、野生の場合、親鳥が運んでくる昆虫ですが、人間が保護した場合、マイナーフードとドックフードを5:3で混合したものをふやかします。
補助食としてミルワーム等の昆虫、果物、野菜です。
野生に返してあげる可能性がある野鳥には、出来るだけ自然にある食べ物を食べさせてあげることが大事です。
鳥の食べさせたくない食べ物
冷たい物や、水っぽい餌、加工食品全般、牛乳、パンや炊いたご飯、米粒です。
餌の与え方
野鳥の雛を保護した場合、人間が餌を与えると餌の入れ方が浅すぎて雛の食欲が刺激されず、餌不足になることがあります。
道具
昆虫などの餌は丸いピンセットなどにはさんで与えます。
すり餌や卵の餌を与える場合は、ストローの真ん中を斜めに切り、とがった部分を滑らかに切り、ヘラのような形を作り、その先に餌をすくって食べさせます。
大き目の耳かきを利用したり、割りばしなどで木ベラを作る方法もあります。
ペットショップでは「育ての親」など専用の給餌器も売っています。
基本与え方
親鳥が雛の口の中に頭を突っ込むように餌を与えます。
親鳥のクチバシはノドの奥まで届き、ノドの奥を刺激します。
雛はノドの奥を刺激されることで餌だとわかり、味を感じ、食欲がわくのだそうです。
口を開けない場合
強制的に餌を食べさせないと、どんどん弱ってしまいますので、クチバシの端っこをこじ開けて強制的に餌を食べさせます。
まとめ
野鳥は早起きです。
人間が育てる場合、早朝うちに雛がお腹を空かせて弱ってしまうことがあります。
夕方、日が沈みはじめてうす暗くなると、鳥たちはそれぞれのねぐらに帰ります。
日があるうちにたっぷり食べさせ、日が沈んでからは静かに寝せて、野生のサイクルを守ってあげることが大事です。