ムクドリは幼鳥になると、どんな餌を食べるのでしょうか。

雛の時とは違ってくるのでしょうか。

調べていきたいと思います。

ムクドリ 幼鳥 餌

幼鳥の自立

7月は2度目の子育てに入るペアもいますが、5~6月に巣立った多くは既に自立の時を迎えています。

巣立ち後の幼鳥は、親に餌をねだる一方で、目立つものをつつくような採食行動の真似事が見られます。

群れ

ムクドリは幼鳥の自立が始まると、群れになって騒がしくなります。

毎年のように町で大発生と騒がれますが、開けた環境を好むムクドリはもともと森の鳥ではありません。

夏は最も数が多い季節です。

ムクドリ幼鳥は、巣立ち後しばらくは親鳥と一緒に行動して餌をもらっています。

やがて親元を離れて幼鳥同士で群れを作ります。

数十羽、数百羽の群れで、電線に止まっている姿を見かけます。

ムクドリは雑食性で、植物の種子や果物、虫などの幼虫を好んで食べます。

地面に降りて歩いている虫を探すこともあれば、木の枝に留まってカキなどの熟した実を食べることもあります。

椋の木の実を好んで食べるため、椋鳥と呼ばれるようになったと言われています。

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特徴

ムクドリは体調24センチほどのムクドリ科の鳥です。

黒っぽい体に、黄色いクチバシと足が目立ちます。

額と頬、腰、羽根の裏側は白く、白黒ながら華やかな外見です。

雄と雌

雄は雌より黒いので、よく見るとすぐに見分けがつきます。

雌は雄に比べて茶色に近く、地味な印象です。

集団

ムクドリは数百から数千の大きな集団を作ります。

街路樹に止まってフン害や騒音をまき散らす公害に悩まされる街もあります。

天敵

成鳥はタカ、ハヤブサ、ワシなどの猛禽類が主の天敵です。

集団で行動して対戦します。

卵から巣立ちまでの間は蛇やイタチ、カラスなどに狙われます。

まとめ

ムクドリは、一家族で100万匹もの虫を食べると言われ、農家にとっては害虫を片っ端から食べる益鳥です。

農家が主産業の時代には、「農林鳥」と呼ばれ、国家が保護した鳥でした。

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