ムクドリなどの野鳥の卵は食べることができるのでしょうか。
調べていきたいと思います。
野鳥の卵は安全?
野鳥の卵は、店頭で販売されている鶏卵などと同様に生で食べても大丈夫なのでしょうか?
ワシントン条約
国内では、ワシントン条約に「定食しない」ことが条件です。
鳥獣保護法
基本的に鳥獣の捕獲や鳥類の卵の採取を禁止しています。
菌
市販されている卵は普通滅菌されていますので、サルモネラ菌が付着している事はありません。
ですが、野鳥の卵は、サルモネラ菌が付着していることもあります。
中は安全ですが、殻を割った時に混入する恐れがあります。
野鳥の巣や卵に触らない
野鳥たちが何日もかけて懸命に作った大事な巣や、卵はじきにかえって可愛い雛になります。
人間が温めても滅多に孵化することはありません。
また、卵は呼吸をしていますから、人が素手で触りすぎると卵の中の雛は育たなくなります。
小さな命を守るために巣には触らないようにしましょう。
巣の除去
うるさいから、汚いからと、卵や雛をとることも、中に卵があったり、雛がいる巣を取り払うことも鳥獣保護法で原則禁止になっています。
ムクドリの卵 見つけた!! 鮮やかなブルーだなー!(^_^)v pic.twitter.com/pkzgQv8PXG
— ピッコロおやじ (@sukarabe125) 2013年5月14日
天敵
野鳥の多くは春に繫殖期を迎え、巣を作ります。
その中にいくつかの卵を産みますが、カラス、鷲、鷹などに襲われることもあります。
寝床
ムクドリは、昼間は数十羽の小群で分散し、昆虫や木の実などの餌を採っています。
夜になると一か所に集まり、大きな集団でねぐらを作る習性があります。
ムクドリは本来人里に生息する鳥ですが、猛禽類や猫が来ない街中の明るい街路樹などを安心できるねぐらとしているようです。
まとめ
ムクドリなどの野鳥の卵は衛生面では、サルモネラ菌が付着している恐れがありますが、中身は食べることが出来るようです。
しかし、割る時に混入の恐れもあります。
それ以前に、法律で禁止されていて食べることも採ることも出来ません。