身近な鳥のムクドリですが、人間に慣れていて、民家に巣を作ることも。

巣を見つけた時の対処法を書きます。

ムクドリ 戸袋 巣 掃除

ムクドリの巣

ムクドリは、春に玉子を3から7個産みオスとメスで交互に玉子を温めます。

巣は、藁や落ち葉、羽毛などから出来ています。

民家のどこに

穴がある場所なら、何処でも巣を作る可能性はあります。

雨水を避け、天敵のカラスなどから身を隠せる場所が選びます。

雨戸を長い間開けないでいると、戸袋にムクドリが入り込み、そこに巣を作ってしまうこともあります。

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対処法

巣を見つけたら、もう雛が孵っているかをまず確認します。

もし、まだ孵っていないようだったら、巣を取り除いてしまうのが良いでしょう。

でも、もう雛がいる場合、追い出してしまうのも可哀そうですし、巣立つのを待ちたいですね。

雛は3週間ほどで巣立ちします。

掃除が大切

ムクドリの巣には、大量の虫、ダニが繁殖します。

ムクドリたちは平気でも、人間には病気をもたらすことも考えられます。

ムクドリの巣は、しっかり取り除いて、掃除する必要があります。

これを怠ると、ダニが湧いて、とんでもない被害に遭います。

まずは、マスクをして、巣の近くで汚い空気を吸わないようにします。

乾燥した糞の粉などを吸い込んでしまわないようにです。

そして、除虫剤を撒くので、その空気も吸わないように、マスクは必需品です。

同様に、ゴム手袋などをして、直接手で汚い物を触らないようにしましょう。

戸袋など、手が届きにくい場所に巣があるなら、長い棒やトングなどを用意します。

そして、除虫剤を撒きながら、巣をかき出します。

残らないように全部しっかりかき出します。

残っていたら、そこからダニが発生するかもしれませんから、念には念をで、全部綺麗にしましょう。

巣対策

もう巣を作られないように、事前対策をします。

ムクドリが入らないようにネットやテグスを張るか、小さな穴ならば、塞いでしまいます。

巣を掃除するのは一苦労ですから、作られないようにする方が、結果的には楽です。

まとめ

ムクドリは人に慣れているので、民家にも巣を作ります。

まだ雛がいないようなら早く駆除して、もし、もう雛がいるなら、巣立ちを待ってから早目に駆除しましょう。

放っておくと、ダニや虫が湧いて、とても不衛生です。

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