ムクドリの卵が放置されているのを見つけた場合、どのようにしたら良いのでしょうか?
調べてみました。
どの位放置されても大丈夫?
ムクドリの卵を見つけたが、親鳥が巣に帰ってくる様子が見えない!
卵を救出した方が良いのでしょうか?
最初の卵を産んでから抱卵まで
ムクドリは、すべて産み終わってから抱卵します。
卵は産まれた日ではなく、抱卵された日から成長を始めるので、一斉に抱卵が開始され、一斉に孵化します。
何日かけて何個ぐらい産むのかが、重要です。
産卵の日数
ムクドリは4~7個の卵を産みますが、一度に全部産むのではなく、1日に1個もしくは2日に1個、約5日程で産卵し、孵化まで12日程です。
生きている卵
ムクドリの卵が放置されていた場合、生きているのか確かめる方法は、電気に卵を透かしてみると、赤い筋のようなものが見えます。
それが血管です。
血管が見えているようなら生きています。
ムクドリの人工孵化
ムクドリの卵を保護した場合、人工孵化はとても難しいものですが、どのような事に気を付けて孵化させたらよいのでしょうか。
孵化させた後も親代わりとなって世話をしなければなりません。
孵化させるポイント
温度は38度、湿度は50~60%です。
転卵は6時間ごとに卵を転がします。
温めるのは、アンカや電気マットなどで温度が調整できるもの、湿度を保つには、発泡スチロールの箱などの中で育てると良いでしょう。
温度や湿度に気を配らないといけません。
市販の孵卵器もあります。
孵化したムクドリ
鳥は明るい間が活動時間です。
雛の挿し餌は朝5時から6時ごろから、1~3時間ごとに夜8時前後まで与えます。
餌は虫やすり餌で足ります。
まとめ
ムクドリの卵を保護してしまった場合、人口で孵化させるのもなかなか難しいものです。
温度、湿度、転卵に気を付けて下さい。
孵化した後も数時間おきの挿し餌や、保温に気を配ってください。