雑食性で知られているカラス。生ゴミを漁って食べるものを探している姿を見かけたことがある人も多いのではないでしょうか?
しかし、ムクドリを捕獲して食べるカラス、見たことありますか?
ということで今回は、カラスはムクドリを食べるのか!?についてまとめました。
カラスは何を食べる?
カラスは雑食性で、果物や昆虫、木の実や人間が出した生ごみなどを食べています。
さらに、鳥類や卵、ネズミなどの小動物まで食べるんです!
ムクドリだけではなくツバメやスズメ、シジュウカラなど比較的小さめの鳥は狙って食べてしまいます。
ムクドリを食べるカラス
カラスはムクドリを食べることは分かりましたが、雛や若鳥だけを狙い、成鳥となったムクドリを食べることはしません。
中でも、春から夏にかけてムクドリの雛が産まれ巣立っていく繁殖期があります。
その時期になるとカラスがムクドリの巣の近くに待機して狙っていることが多いのです。
産まれたばかりのムクドリの雛は飛ぶことが出来ず、カラスから逃げることが出来ません。
なので親ムクドリが餌を取りに行っている間に巣を狙ったり、巣から落ちてしまった雛を食べてしまうのです。
しかしムクドリの巣は人家の戸袋に作られることが多いです。
人がいる環境だとカラスもすぐに手出しをしてくるわけではないので安心して子育てをすることが出来ます。
カラス対策
せっかく卵からかえって育っている雛が食べられてしまうのは悲しいですよね。
カラスが巣を襲うのは朝の3時から5時頃、人気の少ない時間です。
これは、人間がいると警戒して動きにくくなるためです。
巣をつついて壊し、雛や卵を落として捕食します。
なので巣に近づくことが出来ないようにしてあげましょう。
ムクドリはカラスよりも小さいです。
なので、ムクドリが通れるだけの幅を残して紐やロープをたらしたり、両面テープで巣を囲って耐水性のアルミテープを張りましょう。
最初は親鳥も警戒しますが、中には雛がいるので徐々に慣れてきます。
まとめ
カラスは雑食性ですがムクドリの雛や若鳥を食べます。
成鳥を狙わないのは、捕まえるのにかなりの労力を強いられるから。
やっぱりカラスって頭がいいんですね!