ムクドリは昔は農作物を荒らす害虫を食べてくれる益虫として知られていました。

しかし今は植物などを食い荒らし、集団でねぐらをつくって糞害や騒音被害をもたらす害鳥とされています。

そんなムクドリの天敵とはいったい何なのでしょうか。

ムクドリ 天敵

ムクドリの天敵

ムクドリの雛や卵、巣立ったばかりの若鳥などを襲うカラスはムクドリの天敵です。

また、タカもムクドリの天敵として知られていて、大阪府や滋賀県、福井県など様々な場所でムクドリの群れの中にタカを解き放ち、ムクドリを追い出す作業が行われていたこともあります。

それだけムクドリにとってタカは怖い存在というわけです。

さらに、ヘビも実はムクドリの天敵なんです。

川で水遊びをしているムクドリの幼鳥なんかはあっという間にまるっと飲み込まれてしまいます。

また、民家に巣をつくっている場合でもアオダイショウなんかは二階であろうが巣に近づいて食べてしまうのです。

これだけじゃなく、猫もムクドリを捕ってきてしっかり口にくわえて持ち帰り、部屋中羽だらけなんてこともあります。

 

天敵の退治

ムクドリが食べられてしまうのはかわいそうに思えますが、自然界のことにあまり人間が手出しをするのも良くありません。

たとえばヘビがムクドリを狙っていたとしても、むやみにヘビを攻撃するのはよくないのです。

これはアオダイショウであれば毒はないのですが、見分けのつかないものもいたりします。

万が一毒の持っているヘビを追い払おうとして噛まれてしまったら大変なことになります。

成鳥のムクドリの天敵はまだ少ないですが、卵や雛、幼鳥のムクドリには周り全てが天敵なのではないかと思えるくらい恐ろしい環境で子育てをしているのです。

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ムクドリ対策に効果的

ムクドリの天敵がタカやヘビということは、巣をつくりそうだったりベランダや庭の果実を食べてしまう時に置物を置くと効果があります。

タカの模型やヘビを模した置物を近くに置いてみましょう。

少しすると効果はなくなりますが、しばらくは効き目がありますよ!

まとめ

今回はムクドリの天敵についてまとめました。

カラスやタカ、ヘビ、ネコは、ムクドリやムクドリの卵、雛、幼鳥を食べてしまう天敵なのです。なので、ムクドリ対策には天敵の置物を置くと効果があります。

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