草花や木の実が生い茂る季節になると、様々な鳥の声が聞こえてきます。

その中で、ムクドリの雛や幼鳥はどのように鳴くのでしょうか?

今回はムクドリの鳴き声についてまとめました。

ムクドリ 雛 幼鳥 鳴き声

ムクドリの鳴き声

ムクドリは、ギョロギョロ、ギーギー、ビャービャーとあまり可愛いとは言えない声で鳴き、騒音被害で度々問題となっています。

しかし雛の場合は他の鳥と変わらず、チチチ、ピーピー、キューキューと可愛らしい声で鳴くのです。

親のムクドリが巣に戻ってくると、『おなかがすいたよー!』と言っているかのように一番大きい声で鳴きます。

ムクドリの幼鳥は雛の時のようにピーピーという声は出ず、ギョギョギョ、ビョロビョロビョロ、と鳴きます。

成鳥よりもまだ可愛らしい鳴き方をしますが、やっぱり他の小鳥とは少し違ってくるのが特徴的です。

ムクドリとヒヨドリ

 主に電線や街路樹にとまっているムクドリやヒヨドリですが、ちょっと遠くからだと見た目の区別がつきにくいですよね。

しかし、そんな似ているムクドリとヒヨドリも鳴き声は全く別のものなのです。

ムクドリがギョロギョロ、ビャービャー、ギーギーとBやJ、Gなどの濁った発音をするのに対し、ヒヨドリはヒーヨヒーヨ、ピーヨピーヨとPやHの可愛らしい発音で鳴きます。

ムクドリもヒヨドリも全国にいますので、聞き比べてみるのも面白いですよ!

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鳴き声対策

ムクドリは一羽や数羽だけで鳴き声を聞いていると微笑ましい気持ちになるのですが、巣立ちをした後は大きな群れとなって行動します。

それも数百羽、または数千羽、数万羽になることもあるのです。

こんなにたくさんの群れが一気にビャービャーと鳴きはじめると嫌になるほど大きくて悩んでいる人がたくさんいます。

そんな時は、ムクドリの鳴き声を録音したものやタカの声を録音したものを再生するとその場からいなくなることがあります。

また、ちょっとかわいそうではありますが爆竹を鳴らすのも有効です。

まとめ

今回はムクドリの雛と幼鳥、そして成鳥の鳴き声についてまとめました。

雛はチチチ、ピーピーと鳴き、幼鳥はギョギョギョ、ビョロビョロと鳴きます。

成鳥はギョロギョロ、ビャービャーと鳴きます。

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