街中で見かける、ムクドリの大群ですが、糞や騒音に不快な思いをした人もいるかと思います。
ムクドリの撃退法について考えてみます。
ムクドリの大群被害
ムクドリは、元々は山里に住んでいましたが、天敵の鷹などがおらず、人の食べ残しや畑の作物など、色んな餌が見つけやすい都会が都合がよく、今では都会に集団で住み着いています。
ムクドリの大群は、数万匹にもなり、大群で止まっている木の下などでは、糞が大量に落ち、被害が出ています。
そして、夜中でも鳴くことがあるムクドリなので、騒音被害を訴える住民も多いです。
撃退法
このムクドリの大群を撃退する方法を上げます。
鳴き声
ムクドリが危険を感じた時に発する鳴き声を録音し、大群の近くで鳴らします。
すると、危険が近づいたと思い、ムクドリが飛び去って行くという策です。
ネット
ムクドリが入れない大きさの穴があいたネットを、対象物に被せます。
ネットの内側には入り込めず、ムクドリは去っていきます。
街路樹の刈り込み
ムクドリのねぐらとなる、大きな街路樹の枝を切ってしまいます。
止まる場所がないので、ムクドリは去っていきます。
爆竹
ムクドリの大群のいる場所で爆竹などの大きな音を鳴らして脅かします。
驚いたムクドリは、逃げていきます。
その他
他にも、ムクドリの天敵の鷹などの大きな鳥の剥製を置く、本当に生きた鷹を連れて来てムクドリに危険な場所だと示す、人間には聞こえない電子音や衝撃波を流しムクドリを追い払うなどがあります。
まとめ
どれも効果はあるようです。
しかし、ムクドリは、同じ撃退法が繰り返されると慣れてしまって効果がなくなります。
色んな方法を使いながら撃退する必要があります。
それと、大群が去っても、それは隣町に大群が引っ越しただけで、またそちらで被害が出るのです。
ムクドリが本来の山里に帰るような撃退法が望まれます。