ムクドリに限らず、鳥というのは一般に朝が早いですね。
スズメなどは朝まだ暗いうちから鳴きだすこともありますし、カラスだって、夜遅く、深夜1時とか2時に真っ暗なのに飛んでいます。
夜もねぐらで鳴き続ける
ムクドリはねぐらとなる樹木を決めており、日没になるとそこに帰って休み、夜になるとそこで寝ます。
繁殖期だけ巣の中で寝るムクドリですが、ヒナが巣立ってしまった後は、親子一緒になって群れで集まり、夜になると、一つの場所をねぐらに決めてみんなそこで集まって寝ることが多いようです。
1000羽という大群の巨大コロニーを形成するため、糞害もかなりひどいようです。
また、夕方以降、夜間はずっとねぐらで鳴き続けるので、その鳴き声が騒音問題にもなっています。
一軒家の大きな樹木をねぐらにする
ムクドリが樹木以外の人工物をねぐらにすることはめったないことで、大概、樹木をねぐらにします。
従って、戸建ての一軒家とか庭付きの家は大きな樹木を植えていることが多いので、そこに住み着くことが多々あります。
大きな樹木を植えている家は要注意です。
朝から、ムクドリの群れが樹木に止まってギャー、ギャー鳴く光景を目の当たりにした方もおられるかもしれません。
庭木をネットで覆うとよい
ムクドリが止まるような大き目の樹木、庭の木をネットなどで覆うとムクドリの飛来をシャットアウトできます。
毎年、3月から7月にかけてムクドリは出現しますので、その間だけでもいいので、ネットを張って庭木を覆っておきましょう。
まとめ
朝早くからムクドリのうるさい鳴き声に悩まされ、夜も遅くまで群れで鳴いているので、精神的に参る人も多いとか…。
鳥の朝は早い、というのは皆さんもよくご存知でしょう。
ムクドリも例外ではないです。
朝早い時間帯から鳴き声を発し、かなりうるさい騒音です。
日中もうるさいですし、夜になっても鳴き声は集団で続きます。
糞害といい、鳴き声といい、本当に住民にとっては迷惑な害鳥です。
そんな被害に合わないためにも、一軒家で大きな庭木のある家の方は、ネットでしっかり樹木を覆って、ムクドリが一切寄り付かないようにしましょう。