町中の小学校周辺のスギ並木はムクドリにとってはよいターゲットとなります。

数万ものムクドリの大群が訪れ、騒音となる鳴き声や、迷惑この上ないフン害をまき散らします。

このムクドリを撃退するための対策は特にこれと言ってないのが現実で、市や町は騒音やフン害で悩まされていたのですが、自治体によるムクドリ撃退作戦によりようやく功を奏したとのことです。

ムクドリ 鳴き声 警戒

ムクドリの繁殖期のあとも警戒

自治体による撃退作戦によりムクドリの鳴き声問題も解決したようですが、他の自治体も大いに参考にしてムクドリ撃退作戦を行ってほしいですね。

ムクドリは春から夏の間が繁殖期ですが、この繁殖期を終えた後、再度同じ場所に再来するケースも多いので、市や自治体も引き続き警戒を続けるとのことです。

ムクドリ撃退作戦の内容

ところで、ムクドリ撃退作戦とはどんなものだったのでしょうか?

ムクドリの天敵といえば、タカやフクロウが思い浮かびますが、いわゆるこの猛禽類のはく製を飛来する場所に置いたり、その猛禽類の鳴き声を学校のスピーカーから流したり、などなど。

また、ムクドリの止まり木にロケット花火を飛ばして爆音を鳴らし、ムクドリの大群を一切寄せ付けないように警戒しました。

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ムクドリ撃退作戦の成功

この作戦によってムクドリの飛来数は激減し、止まり木に止まるムクドリの姿はほとんどなかったのです。

それ以降、ムクドリのうるさい鳴き声やフン害などに対する苦情はまったくなく、市や町のムクドリ被害は解消されました。

ムクドリ撃退作戦は、思いのほかうまくいったということだが、何が要因となってムクドリの大群を撃退することに成功したのか?については、次のように説明されています。

「ムクドリという鳥は、警戒心の強い鳥なので、それをうまく利用して、ここは危険だから止まってはいけない、と強く認識させることができたのであろう。」

まとめ

ムクドリ撃退作戦は、ムクドリを市の郊外や遠方に一時分散させただけであって、秋になればまた飛来する可能性が強いです。

長い目で見ればまだまだ安心できない状態です。

引き続き、警戒を怠ることなく、ムクドリの生態を監視し続ける必要があるようです。

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