ムクドリの鳴き声は年2回の繁殖行動と関係あるのかその辺は不明ですが、春と夏、年に2度の繁殖行動をとるムクドリは繁殖力が大変強い鳥だそうです。
同一場所に巣を作る習性が顕著ですので、また同じ場所に巣を作って同じところでうるさい鳴き声を発します。
繁殖が終わっても鳥害をもたらす
繁殖が終わったムクドリは秋になると大群となって行動し、餌場を求め始めます。
餌場となった場所では、目に余る鳥害をもたらし大群となって地域に迷惑をかけますので、自治体で餌場となる場所に巨大ネットを張るなどして、大がかりな対策が執り行われています。
ムクドリの亡骸が一番効果的
春、夏、ムクドリの鳴き声がうるさい季節に巣作りをさせないようにすればいいことなので、巣作りしそうな場所や、餌場となりそうな場所に巨大なネットを張って防御する対策がベストだと思います。
一番効果的な対策として、ムクドリの亡骸をいくつかぶら下げておくのがいいそうです。
それによって、ムクドリはその場所には巣作りしなくなるという理屈ですね。
しかし、近所からは、ムクドリの亡骸がつるしてあると、怖い家のように思われますし、某条例に抵触するようですので、おすすめはできないですね…
カラスよけネットで対処
猫を飼ってムクドリを寄せ付けないようにするのもいいアイディアかもしれませんが、あまり保証はできない対策方法です。
からすよけ専用のネットを買ってムクドリの巣があった場所を覆うなどそんな初歩的な対策しか取れないですが、これだと費用も殆ど掛からないですし、一番安上がりな対処法と言えます。
まとめ
毎年、決まった所に大群となって戻ってくる性質がありますので、再来を完全防止できる対策は何か?ということから取り組まないといけないです。
それを考えないことには、被害は鎮まることはなく、仮に放置しておくと、益々被害が大きくなるという悪循環が予想されます。
一度になんと1,000羽以上のムクドリが大群で飛来するため、その鳴き声というのは、凄まじい騒音となって地域に悪影響をもたらします。
ムクドリは夜、寝付くまでずっと鳴き続ける習性があるので、地域住民はそのあまりのうるさい騒音のせいで睡眠不足となり、精神的疲労が限界に来る人もいたりするようです。